内向型の有名人 宮沢 賢治

宮沢賢治

今回は「雨ニモマケズ」で有名な 宮沢 賢治 を、内向型の有名人として紹介します。学校の教科書で彼の作品はだいたい出てくるので、多くの日本人が知っていることでしょう。

内向型について言えば、本人に自覚はなかったと思います(当時は内向型の概念自体が無かったので)。しかし彼の作品や人物像を見ている限り、おそらく内向型ではないかなと私は予想しています。内向型として見る宮沢 賢治。その人となりを知り、何かを感じ取って頂ければ幸いです。

こういう人

明治時代(1896年)岩手県花巻市の生まれです(余談ですが、メジャーリーガー大谷翔平の生まれと同じ県です)
詩人としては「雨ニモマケズ」「春と修羅」
童話作家としては「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「注文の多い料理店」などの代表作品があります。

他に農業指導者としての側面があり、法華経(仏教)にも傾倒していました。妹トシを早くに亡くし、自身も37歳という若さで急性肺炎により亡くなっています。生前はほとんど無名で、死後に評価が高まった人だそうです。

あと「イーハトーヴ」。作品中に登場する架空の理想郷に、故郷の岩手県をモチーフとして名付けたことで知られていますね。

性格はたぶん内向的

賢治は、幼い頃から自然を愛していて、岩手の田園風景や山々を観察しては詩や童話の題材にしました。一人での散策や、瞑想して内省する時間を好み、その静かな時間から創作のインスピレーションを得ていたそうです。

彼自身、おそらくですが「無口で控えめ」という自覚はあったようで、農業指導者としての講義では、生徒とのやり取りに苦慮する書簡も残っています。(参考:宮沢賢治・花巻市民の会サイト https://ihatovstn.jp/ など)

一方で、他者への共感力はとても高かったと言われています。自分の財産を貧しい人々に分け与えたり、農民の生活向上のために尽力するなど、いわゆる「静かな思いやり」を体現する行動をとっていたそうです。

有名な「雨ニモマケズ」には、賢治自身が追い求めた理想の人格、質素で謙虚な生き方を反映しているとも言われています。目立つことは避けながらも、人や自然とのつながりを大切にする姿勢を持っていたのです。

童話は面白い。大人だからこその発見があるから。

こうして賢治の人となり見ると、私が共感することばかりなので、本人に自覚が無かったとしても、きっと性格は内向的なはずです・・・

私は賢治の作品をいくつか読んでいますが、やっぱり童話はいいですね。私自身がもともと童話が好きというのもありますが、賢治の童話は海外の童話とはまた一味違った、日本ならではの趣を感じます 😌

童話は、子供向けなので、気軽に読めるし、挿絵もかわいらしく・親しみやすくで、見ていると気持ちがとても和みます。ただし話は簡潔で分かりやすいのに、時には大人もハッとさせられるような人生の教訓が散りばめられていたりします。むしろ大人だからこそ、童話を読むことで子供の時には気付けなかったことを発見できるとも思っています。

普段 読書をしない人でも、子供の頃に童話に触れなかった人はいないのではないでしょうか?

幼かった頃の感情・記憶は、「大人になると無くなるのではなく、忘れているだけ」です。ほんのひとときでも童心に帰ってみると、現実に戻った時にはきっと、心の底がじんわりとあったかく、そして新鮮な気持ちになっているはずです!

関係する作品

作品集

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“春と修羅”が出てきます

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雨ニモマケズ(抜粋。原文はカタカナと漢字のものを変換)

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫な体を持ち
欲はなく
決していからず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きしわかり
そして忘れず

野原の松の林の陰の
小さなかやぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば
行って看病してやり

西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い

北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い

日照りのときは涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き

みんなにでくのぼうと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず

そういう者に
私はなりたい

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おつう / O'tu
こんにちは。40代、ITエンジニア、既婚者です。
性格は自他ともに認める強めの内向型で、この年になってようやく、 この性格と上手くやっていけるような気がしてきました。
きっと同じ悩みを抱えている大勢の人たちが、私のような苦労をせずに、 少しでも早く自分の持ち味に気付いてもらえたら。 そのために私の経験が少しでも役に立てば。そんな想いでブログをやってます!