内向型・外向型で読み解く「科学者」

進化の行き着く先

外向型と思われる科学者

トーマス・エジソン

トーマス・エジソン
Thomas Alva Edison
発明家、起業家、電気技師
1847~1931 アメリカ合衆国

小さい頃から好奇心が強く、人と関わりながら新しいことに挑戦するのが好きだったそうです。実験室では多くの助手と議論を交わし、夜通しの作業をチームで進めるなど、にぎやかな環境の中でこそ力を発揮するタイプでした。自分の発明を公開実演で紹介し、メディアや社会へも積極的に働きかけた、行動力に富んだ発明王。

<電球から蓄音機・映画技術まで>
白熱電球を改良し、街全体へ電気を届ける直流電力システムを実用化しました。その他にも蓄音機や映画の初期技術など、人々の生活や娯楽を変える発明を次々と生み出しました。後に、電気の交流方式を推し進めたニコラ・テスラとは意見が対立し、激しい議論が交わされたことでも知られています。


カール・リンネ

カール・リンネ
Carl Linnaeus
生物学者、植物学者
1707〜1778 スウェーデン

子どもの頃から植物に強い興味を持ち、外を歩き回っては標本を集め、周囲の人に熱心に説明していたと言われています。研究室にこもるより、人と語り合いながら自然の仕組みを広めることに喜びを感じるタイプで、講義でも熱い語り口で学生を惹きつけたそうです。新しい分類法を作り、それを世界へ広めていった、発信力に満ちた科学者。

<二名法と近代分類学の確立>
生物を「属名+種名」の二つの名前で表す体系(リンネ式分類)をつくり、世界中の生物を同じルールで整理できる仕組みを築きました。この方法は現在でも生物学の基本として使われ、研究、教育、環境保全など幅広い分野の共通言語になっています。この分類体系で、私たちは多様な生き物を同じ基準で語れるようになりました。

リンネ式分類

ベンジャミン・フランクリン

ベンジャミン・フランクリン
Benjamin Franklin
政治家、外交官、物理学者
1706〜1790 アメリカ合衆国

行動力があり、街の人々や知識人と積極的に交流しながら、新しいアイデアを形にしていくタイプだったと言われています。発明家としてだけでなく政治家としても活動し、講演や出版物を通じて自分の考えを広く伝えながら、社会をより良くするために尽力しました。雷の正体を解き明かした凧の実験や公共施設の整備などでも知られており、自由闊達な人物。

<避雷針と雷の本質の解明>
凧と金属の鍵を使った有名な実験で、雷が電気であることを示し、避雷針を発明しました。この技術は建物や船を雷の被害から守る画期的な仕組みとなり、現代でも世界中のインフラに欠かせない安全装置として使われています。彼の探究心と実践力は、科学と社会の橋渡しをした象徴です。

凧揚げ

アレクサンダー・フォン・フンボルト

アレクサンダー・フォン・フンボルト
Alexander von Humboldt
探検家、博物学者、地理学者
1769〜1859 プロイセン王国((現ドイツ)

じっとしていられない性格で、大自然の中に身を置きながら新しい発見を求めるのが何より好きだったそうです。南米の熱帯からアンデスの高山まで、現地の人々と交流しながら調査を進め、そこで得た知識を講演や著作を通じて積極的に広めました。世界中の科学者や芸術家に影響を与え続けた探検家。

<自然の相互連関と世界観の構築>
植物や気候、地形など自然界の要素が互いに結びついていることを示し、「自然は一本の大きな網のように連動している」という考え方を打ち立てました。彼の視点は現代の生態学や気候研究の基礎となり、環境問題を考えるうえでも欠かせない世界観を先取りしていました。

アマゾン川

アルフレッド・ノーベル

アルフレッド・ノーベル
Alfred Nobel
化学者、発明家、実業家
1833~1896 スウェーデン

化学や物質の性質に強い関心を持ち、実験と改良を重ねながら新しい技術を生み出すことに情熱を注ぎました。一人で考える時間も大切にしつつ、発明を社会へ広げるために工場を興し、国境を越えて事業を展開するなど、外に向かって行動する力も併せ持っていました。科学の成果が社会に与える影響を強く意識し続けた行動派。

<ダイナマイトとノーベル賞>
不安定で扱いが難しかったニトログリセリンを安全に利用できる形に改良し、ダイナマイトを発明しました。この技術は土木工事や鉱山開発を大きく進歩させた一方、兵器への転用という重い課題も生みました。その反省から、科学や文学、平和に貢献した人々を称えるノーベル賞を創設。世界で最も権威のある賞として、現在まで世界中で注目され続けています。

ノーベル賞
ABOUT US
おつう / O'tu
こんにちは。40代、ITエンジニア、既婚者です。
性格は自他ともに認める強めの内向型で、この年になってようやく、 この性格と上手くやっていけるような気がしてきました。
きっと同じ悩みを抱えている大勢の人たちが、私のような苦労をせずに、 少しでも早く自分の持ち味に気付いてもらえたら。 そのために私の経験が少しでも役に立てば。そんな想いでブログをやってます!