すべての人間が共通の言葉(ホモフォーノイ)で話していた時代に、そびえたつ高い塔を建てようとした人びとがいた。それによって天まで登ろうとしたのである。しかし神々は、風を吹き付けてその塔を倒し、人びとには各自それぞれ異なる言語をお与えになった。
~ユダヤ古代誌~
今回は、ITエンジニアである私が日常使っている言葉「プログラム言語」を紹介したいと思います。
プログラム言語、使ったことがない人から見れば
得体の知れない文字の羅列で何か難しそう。。。
というイメージがあるかもしれません。一見すると確かにそうですが、見た目ほどそうではありません(突き詰めようとすると当然難しいですが・・・何でもそうですね)。昔と比べて今は大分読みやすくなってますし、年々新しいツールなども登場してきて、さらにとっつきやすくなっています。あなたがエンジニアでなくても、さらっとでも一度学んで見ると、その価値を感じ、新たな発見もあると思います!
言語
まずプログラム言語の種類について。普段私たち使っている言語である日本語、中国語、英語など(自然言語と言います)と同じように、たくさんの種類があります。各言語にロゴがあって、それを図にまとめるとこんな感じです(これ以外もたくさんあります)

エンジニアでなくても、もしかしたら一度は見たり、聞いたことがあるかもしれません。基本的にはある機能を実現するためのプログラムを作る言語なので、基本的な部分は共通していることが多いです。が、業界で人気の言語、特定の分野に強い言語など、自然言語と同じようにその言語ならではの特徴を持ったものもあります。プログラム言語は1940年頃に初めて登場してから100年足らずと歴史が浅いですが、続々と新しいものが生まれています(プログラム言語は自分で作ることもできるんです)
プログラム言語は、自然言語と違って聞く・話すが基本的になく、読む・書くのみとなります。文字は英語(自然言語とは少し異なる)が基本となりますが、そこまで複雑な単語や文法は出てこないので覚えやすいですし、内向型人間にとっては「話す」がないのが大きな利点ですね😅
プログラム言語を学ぶ価値
ここからは今の時代にプログラム言語を学ぶ価値・メリットを、私なりの考えでお伝えしたいと思います。
パソコンやスマホって色々使っていると、意味不明なエラーメッセージが出てきて突然止まったり、自分の思い通りに動いてくれなかったり。そもそも分かりづらい・操作するのが難しいと感じたことはありませんか?(今は昔に比べて大分親切にはなっていますが)
私自身ITエンジニアになる前は、その辺りの扱いがホントに疎かったです。パソコンは持ってはいましたが、授業の課題などで必要最低限に使う程度で、ほぼ置物状態でした。ただそれでもこうしてITエンジニアになって、プログラム言語を学び出すと、パソコンやスマホの仕組みにも詳しくなって、メッセージで何を言っているのか、内部ではどういう風に動いているのか予想できたりします。なぜならパソコンやスマホなどはプログラム言語によって作られているから(今は家電や車などあらゆるモノも、プログラム言語によって制御されています)。なので未知のトラブルに遭遇したとしても、慌てずに冷静に対処することができるようになります。
自分なんかが言わずとも感じていると思いますが、ここ数十年、特に数年のデジタル化による社会の変化の波は凄まじい勢いですよね? エンジニアを生業としている私でさえ舌を巻いているので、違う職業の人はなおさらのことと思います。さらにAIが登場して、その変化の速度はさらに上がった気もします。このデジタル化の流れ、自分には関係ないで済めばいいですが、この大波は全業界・職種に波及しています。誰しもある程度はデジタル関連の知識を学ばないと、仕事にならないと感じている人も多いのではないでしょうか?
ここでプログラム言語を学ぶと、インターネットやSNS、クラウドサービスなどから始まり、電子機器(音楽プレーヤ、ゲーム、家電)などの知識もつき、扱いにも強くなります。そして知識がついてくると見る視点が変わってくるので、今まで毛嫌いしていたジャンルでも少しずつ興味が湧いてきます。その結果、IT系のニュースなどにも自然と目を向けるようになり、知識がさらに増えていく。時代の波に流されるではなく、乗っているという感覚を味わうことができます。
日々スマホやパソコンを使って色々な情報に触れていると「このWebサイト、ここが何か違うなぁ」「こんなアプリがあったらいいのに」なんて思うことありませんか? プログラム言語を操れるようになると、その希望を自分で叶えられます。
世の中に出ている数多くのサイト、アプリ、サービスは、基本的に万人向けに作られています。なので「全てが自分にぴったり合う」というケースは稀です。それはビジネス的に仕方のないことですが、もし自分でプログラム言語を操れるとしたらどうなるか。自分好みのWebサイト、仕事や日常生活の便利ツール、語学や資格勉強のための学習ツールなど、「自分の自分による自分のための」モノが作れるんです。さらに自分だけじゃもったいない、みんなに使ってもらいたいと思ったら―――カスタマイズして、アプリストアを通じて世界に向けてリリースすることもできます。そう思うと、なんだかとてもワクワクしませんか?
仕事でのプログラミングは、お客さんのニーズを受けて、議論して、設計して、プログラミングしてという順番で進めていきます。機能も複雑で大規模になることが多いので、自分一人では完結せず基本的にはチームで作業をします。それはそれで楽しい時もあるんですが、内向的な人間はやっぱり一人の時間が必要ですよね😅
誰の指図も受けずに、自分の作りたいものを、自分の好きなペースで、コツコツ作っていく。それがいずれ形になって、自分の生活が便利・豊かになる。そしてもしかしたら、みんなに使ってもらえるかもしれない・・・そう考えると最高じゃないですか?
そしてプログラム言語は、全世界にいるプログラマー共通の言語です。どこの国の人だろうが関係ありません。あなたの作ったプログラムが全て物語っています。自分の作ったプログラムを世界の人に見てもらって、アドバイスをもらったり、相手のを見て自分からコメントすることもできます。プログラム言語という世界共通の言語を使って、世界の人と繋がれるんです。まるで夢のようだと思いませんか?
以上、プログラム言語の価値を紹介してきました。ここには書ききれなかった価値もたくさんありますが、今回の記事を通して少しでもプログラム言語の魅力を感じてもらえたら嬉しいです!
また最近はローコード、ノーコードと言って、プログラム言語を極力書かずにアプリを作ろう、という発想のサービスもあります。その辺りとの比較はまた機会があれば~






