この記事を書いているのは、ようやく訪れた初秋―――
最近は夏が暑すぎて、その熱気が冷めるまでが長くなり、秋の訪れが遅いように感じますね。やっと秋が訪れたと思ったら寒くなり、またたく間に冬が到来する。そして春が訪れ、また夏になり・・・こうして歳をとっていく😅
私は四季の中で一番”秋”が好きで、次は”春”です。あなたはどうですか?
今回は日本人の”春”と”秋”の風物詩、「花見」「月見」のお話です。
花見の歴史

“桜”は日本の象徴とも言うべき存在で、その花を愛でる「花見」は毎年の春の行事として欠かせません。みんなそうだと思いますし、私も毎年どこかへ見に行きます。「花見」がそんな風に日本人に定着するまで、どんな歴史があったのか少し振り返ってみましょう。
月見の歴史

次は「月見」です。
花見と月見を並べると
桜と言ったら、どんなイメージを持ちますか?
人によってそれぞれだとは思います。ただ多くの日本人が、淡いピンクの花びらを満開に咲かせた見事な桜が、ほんの短い間に散っていってしまう姿を見て、ふと抱く感情があるはず。日本人の美意識にも通じるこの感情は、武士道や文学、映画などでも人生の比喩としてしばしば描かれます。一方、月見は?
ということで、花見と月見を、色々な見方で比較してまとめてみました。
| 花見 | 月見 | |
|---|---|---|
| 行う季節 | 春 | 秋 |
| 始まった時代 | 平安時代(桜) | 奈良時代 |
| イメージ | 「新しい生命」「はかなさ」 「無常」「再生」「喜び」 | 「静けさ」「郷愁」「内省」 「成熟」「癒し」「感謝」 |
| 現在の習慣 | 多くの国民にとって 毎年の習慣として根付いている | 言葉の知名度はあるが、 月見をする習慣は花見に比べて少ない |
| しつらえ(設え) | 弁当、三色団子、餅、日本酒、 ビール、重箱、徳利、お猪口、敷物 | 団子、芋、栗、和菓子、日本酒、 盃、すすき、三方(供え台)、行灯 |
| 商売 | 桜をテーマにした 商品・パッケージが春限定で展開 (飲料・コスメ・ファッションなど) | 「月=卵の黄身」に見立てた食べ物 (月見バーガー、牛丼・うどんの “月見”シリーズなど) が毎年登場 |

内向型は月見?
今回「花見」と「月見」を比較しながら見てきましたが、あなたは花見と月見のどちらが好きでしょうか?
自分はどちらかを選べと言われたら・・・難しい😅 それぞれに心惹かれるところがあるので。ただこのブログのテーマである内向型という観点で言うと、「月見」ですね。少し強引ですが、「花見」は分類するとしたら外交型。その華やかで万人に愛される様は、外交型そのものです。対して「月見」はもの静かで、ひっそりとしたイメージがまさに内向型。私は仕事の帰り道、ふと空を見上げて月の様子を伺うなんてことがあるくらい、月を見ることが好きです。秋の月の雰囲気が一番好きですが、一年を通して見ています🌓
春の「花見」、秋の「月見」、そして夏は・・・、冬は・・・。それぞれの季節に特徴があり、その特徴から生まれた行事がある。それらはどちらかが良い、悪いと判断するものではなく、純粋に楽しむもの。
そう考えると「内向型」「外交型」も人間の性格の一つの特徴です。受け入れて楽しんで、“自分らしさ”を形作っていく。私はようやく中年になって、自分らしさを本当に楽しんでいる気がします。この感覚は、人間の根源的なものに通じる何か・・・なかなか言葉では表現できませんが、それほど素晴らしいものです。あなたもぜひ、季節の行事と共に、自分らしさを楽しんでみてください!






