外向型と思われる作曲家
次は外向型の作曲家。

モーツァルト
Wolfgang Amadeus Mozart
オーストリア
1756〜1791年(古典派)
社交好きで明るい性格。演奏旅行や宮廷での交流を楽しみ、場を盛り上げる才気にあふれていた。即興演奏やユーモアにも富み、多くの人との出会いが創作にも豊かな影響を与えた。
オペラ『フィガロの結婚』序曲
・・・元気が出る、はじけるような楽しさ
トルコ行進曲(ピアノソナタ 第11番 K.331 第3楽章)
・・・思わずリズムを取りたくなる軽快な音楽

リスト
Franz Liszt
ハンガリー
1811〜1886年(ロマン派)
カリスマ的な演奏家で、熱狂的な聴衆を前にスター的な存在感を発揮。華やかな社交界にも積極的に関わり、多くの弟子や知人との交流を楽しみながら作曲や後進の育成に尽力した。
ラ・カンパネラ(パガニーニ大練習曲 第3番)
・・・華やかなテクニックと印象的な響き
鬼火(超絶技巧練習曲 第5番)
・・・スピード感たっぷりのゾクゾクする曲

ベルリオーズ
Hector Berlioz
フランス
1803〜1869年(ロマン派)
情熱的な性格で、演奏会や評論活動を通じて積極的に自作を広めた。演奏旅行を好み、各地で交流を重ねたほか、鋭い文筆力でも存在感を示し、多彩な表現活動を展開した。
劇的交響曲『ロメオとジュリエット』序曲
・・・ロマンチックでドラマチックな音楽の物語
幻想交響曲 第2楽章『舞踏会』
・・・華やかな舞踏会のきらめきを描いたワルツ

ワーグナー
Richard Wagner
ドイツ
1813〜1883年(ロマン派)
強い自己主張と行動力で多くの支持者やパトロンを獲得。社交的な場を巧みに活用し、自身の壮大な音楽理念を広めた。音楽だけでなく政治や思想にも関心を持ち、影響力を発揮した。
楽劇『ワルキューレの騎行』序曲
・・・映画のワンシーンのような迫力満点の音楽
歌劇『タンホイザー』序曲
・・・ドラマがぎゅっと詰まった壮大な序曲

ストラヴィンスキー
Igor Stravinsky
ロシア
1882〜1971年(新古典主義等)
自己プロデュース意識が高く、欧米の文化サークルで活発に活動。演奏会や講演、社交の場を通じて新しい音楽観を積極的に発信し、自身のブランドと国際的な地位を築き上げた。
プルチネルラ組曲
・・・ユーモア、遊び心のきいた一曲
火の鳥(カスチェイ王の魔の踊り)
・・・力強くダイナミックなダンスの音楽






