画像
上:ポルトガル、スペインとの交易の様子を描いた南蛮屏風
中:長崎の異国情緒や旅情を表すモチーフである「カモメ」
下:大浦天主堂は本文参照
この前少し早めの夏休みを取り、長崎県へ旅行してきたお話です。
私は旅行が好きで国内、海外へ定期的に出かけていますが、初めて行った長崎県は想像以上に魅力的な場所でした😌
旅の思い出
まず旅の思い出として、訪れた観光地を紹介します。歴史に思いを馳せながら、日本・中国・西洋の文化が融合したエキゾチックな雰囲気を味わう、そんな旅。とても素敵な思い出になりました📌

はるか昔の400年以上前から、キリスト教と深い関わりがある街である長崎。踏み絵は歴史の教科書でお馴染みですね。カトリック教会の大浦天主堂は、江戸時代の弾圧をくぐりぬけた信者たち(隠れキリシタン)が、再び信仰を打ち明けた「信徒発見」の舞台。今では世界遺産にもなり、長崎に吹く西洋の風を感じる、そんな場所になっています。

かつて海底炭鉱で栄えた小さな島。正式名称は端島ですが、見た目が軍艦に似ていることからこの呼び名になっています。最盛期(1960年前後)には5,000人以上が暮らし、学校や映画館、病院もある「海に浮かぶ小さな街」でした。石油へのエネルギー転換などを理由に閉山され、今は無人島ですが、世界遺産に登録され人気の観光スポットに。刻々と崩れゆく廃墟が、時代の雰囲気を静かに醸し出しています。

原爆の悲劇と平和への願いを伝える場所です。1945年に原爆が落とされた爆心地近くにあり、平和祈念像や慰霊碑がひっそりとたたずんでいます。訪れる人々は、折り鶴に想いを込めて献納台に捧げ、平和を祈る。色とりどりの千羽鶴は、国や言葉を超えた祈りの象徴です。

日本人なら誰もが知っている幕末の英雄「坂本龍馬」。その龍馬が中心となって結成された日本初の株式会社(商社)とも言われる「亀山社中」。後に「海援隊」と名を変え、貿易や船の運航、政治の仲介など多方面で活動。龍馬は薩長同盟の立役者でもあり、近代日本の礎を築いた存在です。

日本には横浜、神戸、長崎と三大中華街があります。有名な横浜が規模としては大きいですが、最も歴史が古いのは長崎だそうです🇨🇳 そしてちゃんぽん。長崎のソウルフードと言ったらこれです。明治時代、中国からの留学生に安くて栄養価の高い食事を食べさせるため、考案されたそうです。
他にもグラバー園、カステラ、五島うどんなど、魅力的な観光地・食べ物がたくさんありますが、後はあなた自身が訪れた時に体感してみてください👍
内向型が取り入れたい「出島スタイル」
ここで少し話を変えます。今回訪れた観光地の「出島」を題材に、このブログのテーマである「内向型」と絡めてお話します。
出る島と書いて、出島(でじま)
――― 歴史の教科書には必ず出てくるので、日本人であれば誰もが一度は耳にしたことがあると思います。江戸時代の初期(17世紀前半)から、幕末(19世紀中頃)に開国するまでの長い間(約200年)、海外との交流を閉ざした鎖国の期間。その期間でも交流を許された「中国」「オランダ」など少数の国があり、その交流の場所がここ出島でした。

幕府が鎖国した背景には、外国勢力への警戒(ポルトガルなどの植民地支配や、布教活動によるキリスト教拡大)があり、外国からの影響を遮断することで、国内統治を強化し安定させたかったというのが、一般的に言われることです。ただそれでも、全ての交流を断つ訳ではなく、必要な知識や物資をもたらす恩恵が大きい国とは、例外的に交流を続けていました。
“交流の範囲を制限して、自分が必要と思えるタイミングで相手と交流する”
これを考えた時、まさしく「内向型」と相性が良い交流スタイルだ!
そう私は感じました。
「誰とでも分け隔てなく仲良く交流する」これが理想、私自身もそう思っています。ただ現実は難しい。これができれば最初から苦労していません😅
自分も若い頃は、交流を制限することに後ろめたさを感じていたので、その場を取り繕って、皆と交流しようとはしていました。ただそういうことには向いていないので、とても疲れるし、純粋に楽しめないし、長続きしません。内向型の多くの人が共感してくれるはずです。なので私はここ最近、できもしない八方美人をやめて、「出島」のような戦略的な交流スタイルを取っていたんです。
するとどうなるか?
自分らしく自然体で毎日を過ごせるので、それが生活に潤いと活力を与えてくれます。自分の好きなこと、得意なことに集中できるので、毎日がとても充実しています。鎖国中の江戸時代が、日本独自の文化を築いて充実していたように ―――
そうして過ごしていると、不思議なことに交流にも好影響があったり。 芽生えたポジティブな気持ちが自分を無意識に後押しするのか、前はどう頑張ってもぎこちなかった雑談、飲み会など、前より楽に考えられるようになりました。苦手なことはだめでもしょうがないと、自分への期待値を下げることで、必要以上に力んだり、構えたりせずに臨むことができるんです😊
あなたも良かったらぜひ「出島スタイル」を!
そして思い出に残る旅を!






